明日、君がいない

本当は旅行の写真でも貼るべきなんですが。。。

前から気になっていた映画ですが、やっとDVDになったので借りてきました!
観終わった後にジワジワときて、いろいろ考えさせる作品です。


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・あらすじ
とある高校。冒頭から生徒が自殺したことが分かる。
作品はこの自殺のあった日の朝に遡って、ある6名の学生を追いかけながら、誰が、どうして自殺に至ったかを要所に彼らのコメントを交えながらドキュメンタリー的に進んでいく。

ピックアップされた学生は一見ごくありふれた生徒だが、彼ら個々を追っていくとそれぞれに異性関係やコンプレックス、いじめ、身体的な問題など誰もが自殺に至ってもおかしくない様な(彼らにとっては)大きな悩みを抱えていることが分かる。

彼らは互いに接しながらも、うわべは装い、裏では皆悩みと向き合ってる。一体誰が自殺してしまうのか。

・感想
こんなことを言うのもなんですが、結局誰が自殺したかというのはあんまり問題ではないと思います。人は結局、他人に自分のことを知ってもらいたいんだというのを強く感じました。例えそれがいじめや蔑み等ネガティブな表現であったとしても、他人の反応があるということは何もないよりマシなんだろうな。きっと一番辛いのはそれすらないことなんだろう。

会社の隣の女の子が急に出社しなくなってから、もうすぐ一ヶ月経ちます。この映画を観終わって最初に思い出したのは彼女のことです。どこかで頑張っていればいいけど。。。