ガン

8月9日の日記

夜母親から連絡があり親戚の叔母さんがガンで亡くなったとのこと。

叔母さんがガンになった事を知ったのは一年位前だろうか。転移が早かったらしく発見されたときには既に手遅れだったらしい。

余命半年と宣告された叔母さんのお見舞いに行ったのは今年の始めだったろうか。
今までは他人事のように見ていたガンエヴォのHPを毎日見るようになったのもこの頃だ。


久しぶりにあった叔母さんはか細くなっていて、話したり呼吸をすることすらも苦しげな感じだった。少し良くなってきたと言っていたけど、何となくもう会えないだろうというのは薄々感じた。

叔母さんがその時、もう病院はイヤだ、医者なんかあてにならない、治療なんかいいから早く家に帰りたい。と繰り返し言っていたのが印象的だった。

あの時はよく分からなかったが彼(ガンエヴォの奥山さん)の本を読むと(彼の)ガンの治療は意外と場当たり的に行われている印象を受けた。全く効果がない治療をしたり、ムダに体力を消耗しただけの治療もあった。彼も叔母さんもムダなクスリの投与やその結果の副作用がなければもっと長生きできたかもしれない。別に全ての病院がそうだとは思わないが、きっと叔母さんも彼と同じことを感じていたのだろう。

そう思うととても胸が痛んだ。